Episodes
Saturday Jun 29, 2019
Saturday Jun 29, 2019
古今和歌集 巻第一 春歌 上ふる年に春立ちける日よめる 在原元方 …More to come at my private club with Patreon.
Friday Jun 28, 2019
Friday Jun 28, 2019
やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける。…The complete Kanajo is exclusively available for my patrons of the secret podcast...(仮名序の全文は、ご支援くださるパトロンの皆様に限定公開しています。)
Friday Jun 21, 2019
Sunday Jun 16, 2019
Sunday Jan 20, 2019
Sunday Jan 20, 2019
From the Japanese translation of Portions from a Wine-Stained Notebook by Charles Bukowski ワインの染みがついたノートからの断片 -未収録+未公開作品集チャールズ・ブコウスキー (著), 中川五郎 (翻訳) より
Sunday Jan 20, 2019
Sunday Jan 20, 2019
紫式部日記1 秋のけはひ入りたつままに、土御門殿の有様、いはむかたなくをかし。....Many thanks to John E. Riutta who encouraged me to post a new recording.
Sunday Jan 20, 2019
Sunday Jan 20, 2019
第十一夜 漱石の夢へのオマージュとしてこんな夢を見た。巴里の街を歩いていると、大きな教会の門前らしき場所に出た。門の向こうを見やると、まるで参道のように色々の店が道の両側に並んでいる。どうやら賑やかである。そうだ、お土産になるようなものが見つかるかもしれない、そう思って門をくぐり、ずんずん歩いた。左右に首を振りながら、忙しく店々を物色しながら歩いた。そのうちに、歩いても歩いても、教会の建物に辿り着かないので、不安になってきた。いま、自分はどのあたりにいるのだろう。懐からiPhoneを取り出して、地図で自分の場所を確認する。すると、自分は人工の迷路の一角に立っていることが分かった。随分、入り口の門から離れた場所まで歩いて来ている。人気もすっかりなくなっている。迷路は全体に長方形をしていて、自分は入り口から次の門までの三分の二の距離まで来ているらしかった。くぐった時には分からなかったが、門の作りは複雑になっていて、俯瞰すると鬼のような怪物のような顔になっているのだった。せっかくここまできたのに、引き返して教会に入れないのは残念だと思い、自分の歩く先の地図を、地図の画面をスクロールさせて確認してみた。すると、地図は途中からだんだん暗くなっていて、その先は真っ暗になっていた。ぞっとした。このまま進んだら、この地図の示す真っ暗な、得体の知れない場所に着いてしまう。思えば、参道の店には売り子はいたが、客はいなかった。全てが私をこの先の真っ暗な場所に誘いこむための仕掛けだったのだ。そう気付いたとたん、血の気が引いた。いつの間にか辺りは薄暗い。私は踵を返して、もと来た道を戻り始めた。数分の間、随分長く感じられる間、とぼとぼと自分の不用心さにうんざりしながら歩いたところで、亡霊のような影が自分の周りに居ることに気がついた。自分とは反対方向に漂いながらゆらゆらと進んでいる。恐怖に一瞬凍りついた。彼らに私の事を気づかれてはならない。何より、私が彼らとは「違う」事に気づかれてはならない。私は音をたてないように歩いた。彼らを静かに避けながら、しかしできるだけ早く、出口に辿り着かなければならない。だんだん周りに亡霊たちが増えてくる。避けるのが難しくなってきた。息が上がってきた。心臓は限界まで鼓動を早めた。出口はまだか。携帯の電池がなくなる。地図が消える。自分の居場所が分からない。息が止まる。一体、どこにいるのだろう?…亡霊の輪郭が消えてきたのか、闇が濃くなってきたのか、周りに何があるのかが分からなくなってくる。と同時に世界の輪郭も消えてゆく。暗転の間に、自分は目覚めの前の最後の息を吐いていた。by Kasumi Kobayashi
Sunday Jan 20, 2019
Sunday Jan 20, 2019
transcript同じくば花の下にて一とよ寝む須磨寺の昔を問へば山桜この宮や辛夷の花に散る桜散桜残る桜も散る桜誰れ聞けと真菰が原のぎやぎやし真昼中真菰が原のぎやぎやし人の皆ねぶたき時のぎやうぎやうしかきつばた我れこの亭に酔ひにけり真昼中ほろりほろりと芥子の花鍋磨く音にまぎるる雨蛙夏の夜やのみを数へて明かしけり風鈴や竹を去事三四尺涼しさを忘れまひぞや今年竹鳰の巣のところがへする五月雨さわぐ子の捕る知恵はなし初ほたる青嵐吸物は白牡丹凌霄花に小鳥のとまる門垣に酔臥の宿はここか蓮の花わが宿へ連れて行きたし蓮に鳥雷をおそれぬ者はおろかなり
Sunday Jan 20, 2019
Sunday Jan 20, 2019
transcriptのっぺりと師走も知らず今朝の春よそはでも顔は白いぞ嫁が君春雨や門松の〆ゆるみけり春雨や静になづる破れふくべ春雨や友を訪ぬる想ひあり水の面にあや織りみだる春の雨いでわれも今日はまぢらむ春の山新池や蛙とびこむ音もなし夢覚めて聞けば蛙の遠音哉山里は蛙の声となりにけり今日来ずば明日は散りなむ梅の花青みたるなかに辛夷の花ざかり雪しろのかかる芝生のつくづくし雪しろの寄する古野のつくづくし雪汁や古野にかかるづくづくし鶯に夢さまされし朝げかな鶯や百人ながら気がつかず梅が香の朝日に匂へ夕桜世の中は桜の花になりにけり山は花酒屋酒屋の杉ばやし
Sunday Jan 20, 2019